オーガニックとは有機栽培の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法のこと。日本では登録認定機関の認定を受けた農家などが生産したオーガニック農産物にはオーガニック(有機栽培)JASマークがつけられます。
特にアロマセラピーによるマッサージで使用するオイルは、直接肌や呼吸から体内に取り込まれるため、安全で本当の精油の効果の期待できる信頼できるアロマオイルやキャリアオイルを使用することが重要であると考えます。
アロマオイルは信頼できるメーカーのものを信頼できる問屋から購入し、コストは高くなりますが安全で、その効果を十分引き出すためにオーガニック製品を使用することが最も重要だと考えます。
これらの精油は一般的に栽培から製品化に至るまでの工程において一切添加物を含まない品質を保持し。ラベルには原産国、抽出方法、抽出部位、ロットNoを記載し、ロット毎の成分分析結果を公開し製品の安心が保障されています。
オーガニックには以下のような基準が定められています。
・3年間農薬や化学肥料を使用しない土地で栽培
・化学合成農薬や化学肥料は原則使用しない
・遺伝子組み換え原材料は使用しない
・放射線照射はしない
・合成添加物の使用制限 など
自然の循環システムを守り、化学物質による自然環境への負荷をできる限り軽くするため、オーガニックを暮らしに取り入れることが世界中で拡大しています。
ふうすい堂のアロママッサージにはハイパープランツ社製および日本アロマセラピー学会推奨のオーガニックオイルを使用します。
ハイパープランツ社 あいさつ文より
アロマセラピーとは自然の力を借りて人間の免疫力を高めること。病気をサポートする、また病気にならないようにする、という視点で代替医療が注目を集めています。このメディカルアロマセラピーの分野では日本が一番進んでいるといっても過言ではありません。その陰にはたくさんの医療従事者の方々の情熱、ご苦労がありましたし、現在も多くのドクターが基礎実験、臨床実験を行っています。
アロマセラピーのなりたち
アロマセラピーは一時的なブームでファッションという捉え方をしたために、化学合成物質を使った粗悪品も出回りました。そこできちんとした利用をしてもらうために、医師・看護師など医療関係者が集まって1997年日本アロマセラピー学会を立ち上げたのです。初代事務局長として全国行脚。今では1600名の医療関係者が参加しています。アロマセラピーを代替医療として使うことの有用性に関心が高まり産官学での研究が盛んになっています。
問題は混合医療の禁止。アロマを医療に取り入れてくれているクリニックでも混合医療の禁止がネックとなり、玄関を別にしたりとご苦労なさっています。
起業のきっかけ
起業して12年目。環境に負荷をかけないもの、人の役にたつことをしたいとずっと考えていたのですが、ある時本を読んでアロマセラピーに出会いました。さっそくフランスの取引先に直談判、OKをもらいました。
エッセンシャルオイルは品質にばらつきがあるので、成分分析表があるかどうかが決め手となります。当社の製品はフランスの公的機関で検証してもらいますが、自社でもラボを持っており、そこで抜き打ちで分析して再検証しています。
メディカルアロマセラピーの分野では日本が一番進んでいるのですが、エビデンスがないということが今一番の問題。多くのドクターが基礎実験・臨床実験を行っています。
ロハスな考え方
北海道旭川でラベンダー農園をはじめました。完全無農薬で国産のラベンダーオイルを作ることが目的です。
日本では安全性の面から有機農法をとらえていますが、フランスでは農薬を使うことが環境を破壊するからという視点で有機農法を取り入れています。環境問題、環境保全の一環として有機農法をとらえているのです。
ラベンダー農園をやってみてカルチュアショックだったのは、「今年だめだったから来年ね」ということ。早いスピードで動くことに慣れている身には、農業の時間の進み方にびっくり。自然が一番人間の心と体を支えてくれていると思います。
社名の由来
ハイパーは「超える」。プランツは「植物」植物の人間の常識を超えた力を知らせたい、という思いでつけました。
※エビデンス:医療で使うエビデンス(根拠):EBM(evidence-based medicine)
- ある治療法がある病気 ・怪我の症状に効果があることを示す証拠、検証結果
- 医療行為において、治療法を選択する際の根拠
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