Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 3   

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30                    
 15 部材加工 8 2002.10.16記


横ズリベルトサンダーによる背板 外R 荒ら仕上げ  横ズリベルトサンダーによるテーパー削り

背板 テーパー削り終了

反り台鉋による曲面削り出し

背板 曲面仕上げ終了
 

 
  次に背板の外 R をバンドソーで切断し、横ズリベルトサンダーで
  上写真左のように荒ら仕上げしますが、ホゾと外 R の位置関係
  から分かると思いますが、こうした所の加工は横ズリ式ベルトサ
  ンダーが重宝します。
  後はサンダーとペーパーで仕上げ、次に背当たりを良くするため
  に縦の R を付けます。先に書きましたように背板の片側には3本
  卦がいた残りの線に従って、上右写真横のように横ズリベルトサ
  ンダーをこの椅子では19度程度倒し、テーパー削りします。
  2段目の写真が荒削りの終了した背板です。写真では分かりやす
  くするために、2本共削り部分を上にしていますが、実際の組み立
  てでは下側の背板は削り部分が下になり、2本の背板全体で滑ら
  かな R が付くようにします。

  次にこのテーパー削りは先の加工した内 R と稜線が出た平面と
  平面ですから、3段目の写真のように反り台鉋で稜線を消しなが
  ら、スムーズな R が出るように頭の中でイメージしたラインに削り
  出します。こうしたところは先に基準面のことで書きましたように、
  感、手加減ですからなかなか楽しめます。
  ここでそろそろ目敏い方は気付かれているかも知れませんが、
  私の〜私の〜彼は〜左巻き〜♪ そうなんです。私は左巻き、
  いやいや、チャウチャウ。犬チャウ、左利きなんです。これって家
  具作りでは結構便利なんです〜ワン。

  おおよそ鉋で削りましたら、後は今までと同様にサンダー、サンド
  ペーパーで滑らかな曲面に仕上げます。下の写真が仕上がった
  ところですが、上が上の部材で上端テーパー、下が下の部材で
  下端テーパーです。上下部材の木端の板厚を見ていただくと分
  かると思いますが、ベニマツは強度が弱いので中厚にしています
  から、テーパー削りすることで見かけ上の木端の板厚が薄くなり
  スッキリします。
  ただこの辺りの解釈は個人的な好みによるものです。
  後は座枠、貫、アームと単純な R ですから同様に、サンダー、サ
  ンドペーパーで滑らかな曲面にし上げます。