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 9 部材加工 2 2002.10.10記


横切り盤による後脚上端加工  バンドソーによる後脚切り抜き加工

後脚切り抜き加工終了

切り抜き加工面の横ズリベルトサンダーによる荒仕上げ  切り抜き加工面の最終仕上げ
 

 
  背板のホゾ穴あけが終わりましたら、左の写真のように角度を
  付けて切断した背板の基準面と直角に上端を横切り盤で切断
  します。この加工は椅子としての機能には関係なく、あくまで
  デザイン的な加工です。
  次に背面のくの字部分を右の写真のようにバンドソーで切断し
  ます。最後に前面下部の反り部分も切断した物が、その下の
  写真です。

  バンドソーで切断した所を仕上げていきます。私の場合はこう
  したR部分の加工は下左の写真のように横ズリのベルトサン
  ダーで荒仕上げしてしまいます。このベルトサンダーの削り最大
  高さは130ミリ、ベルト幅は20ミリで、モーターは一馬力の強力
  版です。ベルト幅が狭いので内丸も快適に加工することが出来
  ますし、横ズリですから目詰まりのしにくく早く加工できます。
  これについては Challenge の「ベルトサンダーについて」を参照
  してください。
  
  罫書き線に沿って滑らかなラインが出ましたら、面の最後の仕
  上げにかかります。横ズリベルトサンダーですから、横ズリ線が
  付きますので、下右写真のようにまずサンダーで縦に目通しし
  て横ズリ線を消しますが、これは非常に目詰まりしやすいので、
  必ず荒目を使います。
  他の木の場合には分かりませんが、ベニマツではこの手のサン
  ダーでは荒目以外は直に目詰まりしますので、必要ないでしょう。
  荒目でも目詰まりしやすいですから、サンダーの左に写っている
  エアーガンやハードなワイヤーブラシでゴジゴジやります。勿論、
  木の方はエアーガンだけですよ。
  目通しで横ズリ線が消えましたら、後はサンドペーパーでサンダー
  の目通しの線を目立たなく仕上げていきます。木片にサンドペー
  パーを巻き150番240番とかけて終わりです。
  また下部反り足の外 R は直線部分と面が滑らかに連続します
  ので、外R部分はサンドペーパー仕上げ、直線部分は鉋で仕上
  げることが出来ますが、他の場合でも同じですが滑らかに連続
  した面の場合には、鉋仕上げした部分も必ずサンドペーパーを
  かけて、面の仕上がりを合わせますが、角度が付いて稜線が
  出来るような場合では、異なる仕上げのままでも構いません。