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 12 部材加工 9 2003.12.16記

座枠外側二面にR面(ボウズ面)を付けます

R面(ボウズ面)の仕上がりです

  
  これで前後と側座枠の加工がひとまず終わりましたが、ペーパー
  コードは非常に硬いので、編み込み部分のフレームに角が有りま
  すと、ペーパーコードが折れてしまい見た目が悪くなりますし、編み
  込みの収まりも悪くなりますし、編みにくくなりますので R を付けて
  面取りしておきます。
  ペーパーコードではこの編み方に関わらず、カナコで編む場合など
  も編み込み部分のフレームに必ず R 面を付けておく必要がありま
  す。
  基本的にはこうした R 加工はトリマ(コロ付き坊主面ビット)での加
  工になりますが、手持ち加工にしろテーブル加工にしろ R が有りま
  すし、ホゾ部分は最終的に角度が付いていますから、削り残しが出
  てしまいますので、必要な R まで反り台鉋や小鉋で修正削りして、
  最後に上の写真のようにサンダーで目通しして滑らかな曲面に仕
  上げます。勿論この部分も、サンダーの荒仕上げまでで仕上がり
  になります。またベルトサンダーなどがあれば、うまく利用して手早
  く仕上げることが出来るでしょう。
  この R 径は3ミリのペーパーコードですと最低でも5Rは必要だと思
  いますが、できれば10Rは欲しいところです。勿論もっと大きな R が
  取れればそれに越したことはありませんが、部材寸法やホゾの仕
  様との兼ね合いが有りますので、この編み込み方からくる部材仕
  様と強度などから、総合的に考えて可能な限り大きい R を取るよ
  うにします。
  このイスでは6〜7R程度の仕上げになってしまっています。

  下の写真は前後と側座枠の R 加工が終わったところになります。