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 11 部材加工 7 2002.11.17記

ルーターテーブルによる欠き取り加工 前後柱の切り欠き

横框切り欠き終了

ホゾ胴付き面のすきとり 


  ホゾ仕上げが終わりましたので、次に板を張る切り欠き(シャクリ)
  加工をしていきます。  
  この切り欠きは10×10ミリですが、上左の写真のようにルーター
  テーブルで加工します。この程度でしたら一度で取れないことはな
  いですが、木目の関係で一度で多く削りますと角にバリや欠けが
  出る可能性がありますので、初は写真のように角を綺麗に出すた
  めに2〜3ミリで欠き取り、2度目で決めます。勿論刃の出は必ず
  端材で試し削りをしてノギスで確認して調整します。

  箱物では同じような部材で、切り欠き部分が違うような場合がよく
  ありますので、切り欠き場所をよく確認して慎重に作業を始めます。
  また10×10ミリのように同寸法の切り欠きの場合には、寸法的に
  は同じですが、完全に同じにする事はなかなか出来ませんし、ル
  ーターテーブルの癖などもありますので、目違い等の不都合を少
  しでも防ぐために、部材の向きによる削りやすさも良く考えて、深
  さと奥行きをどちらにするか決めて加工ます。

  上右の写真は前後の柱(縦框)を切り欠いたところですが、写真
  のようにルーターの刃の関係で削り残しが出来ますが、この部分
  は組み立て後にノミで処理します。2段目の写真は全ての横框の
  切り欠きが終わったところです。

  次にホゾ部分の胴付き面を3段目の左写真のようにすき取ります
  が、この時点ではまだ面取り加工がしてありませんので、削りす
  ぎますと面取り部分の胴付が空いてしまいますので、角部分はそ
  のことをよく頭に入れて、削り過ぎないように注意してください。