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 35 扉取り付け 4 2002.12.11記

扉の内側木端にテーパーを付けます  横切り盤でテーパーカット

鉋で仕上げます 
   
丁番取り付けビス


  次に扉の開閉側(左)木端の内側にテーパーを付けます。こうす
  ることで扉と柱の隙間を狭くすることが出来ますし、扉の開閉時に
  空気の流入出がスムーズになります。 
  上左の写真のように柱と木端の並行部分は表より3〜5ミリ程度
  として、そこから5〜7度程度のテーパーを角度定規で罫書きます。  
  この辺りの数値は扉の仕様などで変わります。また、R を付けて
  も良いですし自分なりのやり方、数値を考えましょう。
  罫書き終わりましたら、次にテーパー部分は横切り盤を軸傾斜し
  て上右の写真のように切断します。
  次の2段目の写真のように、扉をバイスで固定してテーパー切断
  部分に仕上げ鉋をかけますが、平行部分は少し狭めにしておき
  ます。後は最後に扉をつけた段階で、平行部分を削り最終的な
  隙間調整をしますので、平行部分が広くなります。また平行部分
  が狭ければ、隙間調整削りが楽になります。

  次に丁番を取り付けていきます。この丁番取り付けも簡単なよう
  でなかなか難しい作業です。扉側は先の作業で取り付け部分を掘
  り込みますから、位置が決まりますので問題なく行くと思いますが、
  本体取り付けは位置が決めにくいので、一度ではうまく決まらない
  ことが多いでしょう。

  そんなことで丁番の取り付けビスは、扉を本体に借り止めして位置
  が決まるまでは、なるべく小さいビスで留め修正が効くようにして、
  最後に正式なビスで締め付けます。
  下のビスの写真は左端が借り止めに使う小さなビスで、この丁番
  に付属の正式なビスは右から2番目のビスです。この借り止めの
  ビスは頭がかかる範囲でなるべく小さいビスにしますが、これは皿
  ビスならではのメリットです。
  私の場合は90ミリの一番大きな丁番も左端の小さなビスで借り止
  めしますが、正式な付属のビスは右端のビスより一つ大きいもの
  になります。