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 33 扉取り付け 2 2002.12.9記


木端に白書きを入れます  表の深さにも白書きを引き回します
   

 


トリマ加工の目安線を罫書きます  扉が薄いので当て木します
 

写真は全てクリックで少し大きくなります。

 
  ケヒキで罫書き終わりましたら、次に上左の写真のようにノミ加工
  の案内線を白書きで罫書きます。次にその右の写真のように、表
  の深さ分にも白書き出引き回します。
  この罫書き線はトリマで適当に掘り取ってから、最終的にこの罫
  書き線にノミの刃を入れて落としますし、特に表の深さ部分はトリ
  マ加工で出口のバリ、欠けが起き易いやすいので、それをここで
  止める予防の意味も有り、しっかり繊維を切っておきます。

  写真でよく見ていただければ分かると思いますが、前にも書きまし
  たように、これはホゾの角穴の場合と同じですが、白書きは片刃
  ですから、スコヤを当てる向き(位置)を掘る側の外のスコヤを置
  きますので、間違えないように注意してください。これは白書きの
  基本です。(已むを得ずの場合もありますが)

  罫書きが終わりましたので次に掘って行きますが、こうした丁番の
  掘り込み方法は色々有りますが、今は加工精度などを考えればト
  リマが最適でしょう。トリマによる加工の向きとしては、下の左写真
  の木端面に対してビットが垂直の状態にして加工します。
  即ちトリマベースから出すビット寸法が、丁番の掘り込み深さにな
  りますが、これが一番精度良く加工できますし、ビットの出も最小
  になりますから、安全性から見てもベストでしょう。
  次に下の左写真のように、罫書き線から1ミリ程度内側に、トリマ
  はフリーハンドで掘りますので、その目安線をフリーハンドでしっ
  かり濃くひきます。
  
  この扉の板厚は18ミリと薄いですから、このままではトリマベース
  が安定せず精度良く加工できませんし、危険でもありますので、下
  の右写真のように直角の出た角材を当て木して、トリマベースが
  安定する面を確保します。取り付けに際しては写真のように、スコ
  ヤで直角、平面を良く確認してFクランプで締め付けます。