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 21 組み立て 9 2002.11.27記

底板受け桟
 
側下横框に受け桟取り付け 

底板張り終了

下の写真はクリックで少し大きくなります。

  
  本体の組み立てとホゾ処理が終わりましたので、次に底板、棚板、
  裏板を張っていきます。
  まず、張り板の下ごしらえは長さが決めてありませんので、底板、
  棚板、裏板の寸法を現合で採寸し、ピッタリ収まるように切断しま
  す。後は側面と同じように5×5ミリで相欠き加工し、超仕上げ鉋で
  切り欠き深さピッタリに仕上げます。
  
  底板は少し重いものをおく可能性が有るそうで、側面両サイドに
  底板の受け桟を入れます。上の写真のように、張り板用切り欠き
  と同寸法の板厚10ミリで25ミリ幅の板を、2番目の写真のように側
  面下横框に接着剤を塗布しビス止めしますが、前後の横框切り欠
  き面との面合わせは慎重に!

  このキャビネットでは柱の板厚が薄いので、中から側板を張ってい
  ますからこうした構造にしますが、普通のキャビネットであれば側
  面両下框内側に切り欠きを付ければこの作業は省略できます。
  ただしその場合には張り板に切り欠き加工が一手間増えます。
  この辺りのホゾの仕様、框寸法、欠き取り方法による張り板の方
  法、などの処理の仕方が箱物をうまくまとめる難しさ面白さで、人
  それぞれの考えや好みが出るところです。自分なりに納得できる
  構造を考えましょう。

  後は側面と同じように張っていきますが、こうしたキャビネットの底
  板、棚板は木表を下にして張りますから、木裏を出して使うことに
  なります。また底板、棚板の前後どちらの向きで張るかについては
  決まりは有りませんが、私の場合は奥(背)を元(木下)、前を末
  (木上)にして張って行きます。
  下の写真は底板を張り終わったところで、前面から見たところです。