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 18 組み立て 6 2002.11.24記


張り板を釘打ち  釘締めで頭を沈めます

張り板間は0.4ミリ程度空けます  最後の張り板幅を測ります 

最後の張り板も隙間をそろえます  張り板作業終了

2段目左、下右のみクリックで大きくなります。

 
  鉄釘は木に中で錆びて抜けにくくなりますし、1本々は弱いですが
  数を打って全体で持たせますから、経験上鉄の釘(小鋲)で十分
  だと思っています。
  通常は25ミリの物を使っていますが、ここは横框が24ミリですから
  19ミリとします。釘の数は1枚に上下各2本合計4本打ちますが、釘
  は抜けにくくするために基本的に垂直には打ちません。この場合
  は四隅に打ちますので、四方外に向けて四方転びの状態になる
  ように打ちます。釘を四方転びに打ちますから釘の頭が傾いてい
  ますので、最後に上右の写真のように、釘締めで釘の頭を板の面
  より僅かに沈み込むようにします。

  2枚目以降も同様に張っていきますが、2段目の左写真のように板
  の伸縮を吸収させる隙間を空けるために、ゲージ用に紙を挟みま
  すが、牛乳パック程度の厚さが丁度いいでしょう。ただこれも物に
    よりバラツキがありますので、0.4ミリ程度を目安にしています。
  写真のようになるべく両端近くに挟み、1枚目にしっかり押し付けて
  釘打ちし、さらに釘締めで打ちます。
  この時に上下均等に押し付けていきませんと、最後に1枚で上下
  に寸法差が大きく出やすくなります。
  
  最後の1枚は2段目の右写真のように、張り板上下の空寸法を確
  認し、伸縮の空きスペースを差し引いて、その下の左写真のよう
  にゲージ用の紙をきつく挟むことが出来るように横切り盤で切断
  します。後は同様に釘打ちして、釘締めで打ち板張り終了です。
  張り板を釘打ちしたときには、適時反対面に接着剤のはみ出しが
  ないか確認し、はみ出しが有ったときには接着剤が硬化しないうち
  に綺麗に拭き取るようにして下さい。

  下の写真は張り板の終了したところです。