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 36 扉取り付け 5 2002.12.12記

 

ビス穴をマークします  一箇所のみ下穴を空けます

丁番を仮止めします  扉を浮かします

扉の板厚を再確認します  扉の裏より丁番までを測ります

 

 


  まず、上の左写真のように扉の掘り込みに丁番をはめ込み、左右
  の隙間を揃えて奥に押し付けビス穴をマークします。
  次にその右の写真のように、仮止めする真ん中のビス穴一ヶ所だ
  けにキリで下穴を開けますが、奥行き方向はビス締めしたときに
  丁番が奥側に押し付けられるように、マークしたビス穴のセンター  
  より少し奥側に変心させて開けますが、この時に下穴はなるべく垂
  直に空けるようにします。
  キリは四つ目を使います。三つ目では穴が大きくなりすぎます。
  ここはビスが傾きますと左右にずれたり奥側に押し付けられなかっ
  たり、予定した通りに丁番が止まり難くなってしまいます。逆に言え
  ばこのビスの傾きで、僅かですが丁番の微調整が出来るという事
  ですが、これは褒められた方法ではありませんが・・・

  次に2段目の左写真のように、小さなビスで丁番を仮止めします。
  次は本体に扉を仮止めしていきますが、丁番の位置をマークする
  ときには保持が難しいですから、2段目の右写真のように、この場
  合は1.5ミリ浮かせますので600ミリのスケールを重石で押さえてお
  きます。このようにキャビネットの仕様により必要な板厚のスペー  
  サーを置いて扉を浮かしておき、上下の位置を決めてしまいます。
  私の場合は写真のように各種長さ(厚さ)のステンレススケールで
  スペース調整していますが、これは少したわみますので慣れが必
  要ですが、もう少し幅広の金属板などであれば、たわみもなく作業
  性が上がるでしょう。

  次の本体の柱に丁番の仮取り付け位置をマークします。まず下の
  左写真のように扉の板厚をノギスで再確認し、次にその右の写真
  のように裏(キャビネット内部)側より丁番までの寸法を測ります。
  この時に、この丁番は先に奥に押し付けるように取り付けていま
  すので、この写真の状態に丁番をたたみますと、扉と擦れ合う可
  能性がありますので、その時はケヒキで一皮めくる感じで削り取り
  ますが、ここでは面倒なので借り止めして位置が決まってからでも
  良いでしょう。