Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 3   

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67                          
 15 部材加工 9 2003.5.21記

横切り盤でカットします

ホゾ穴を貫通させます  ロッカーのRを切り出します

切り出し終了

二本揃えて荒ら仕上げします  入口と出口を直線に仕上げます
写真は全てクリックで少し大きくなります。

  
  ロッカーは仕様の都合上、脚の挿し込み口ラインを出すためと、前
  項で書きましたように、切り欠きが深くホゾ穴を深く開けることがで
  きませんので、上写真のように横切り盤で落とします。次にロッカー
  の R 加工で基準面消す前に、二段目の左写真のように角度冶具
  を同様にかましてホゾ穴を貫通させますが、このホゾ穴はテーパー
  が付いていますので、写真でいけば溝の右側が20度左側が21度に
  なりますので、冶具を変えて貫通させることになります。

  この部分のホゾ穴加工は理想を言えば、初めにこの状態にカットし
  て、次の二段目の左の写真のようにまず上側からホゾ穴を開け、次
  に三段目の写真のようにロッカーの R 部分を仕上げ、最後に仕上
  げたR 側からホゾ穴を貫通させますが、前項で書きましたようにこ
  こでは作業の流れを優先しています。

  次にロッカーの R 部分の加工をしていきますが、二段目の右の写
  真のようにバンドソーで切り出して、三段目の写真のようになります。
  この切り出した R 部分は横ズリのベルトサンダーで初に左右の部
  材を別個に荒仕上げしますが、最後は少しでも滑らかに揺れるよう
  に、下の左写真のように二本揃えて横ズリのベルトサンダー荒ら仕
  上げします。最後に二本揃えてバイスで固定して、サンダーとペー
  パーで仕上げます。後は通しホゾをノミで綺麗にさらいますが、ホゾ
  穴が長いですし、角度が付いてきますとどうしても角ノミが逃げます
  から、段差が付くことになりますので、長手方向は下の右写真のよ
  うにスケールで確認して、中細にならないように入口と出口が直線
  になるように仕上げます。
  通しホゾではホゾを利かせるために、わざと中細にしておく方法もあ
  りますが、こうした欠き込みホゾ付き三枚接ぎでは、組み立て時の
  嵌め合い差し込み抵抗を例え僅かでもでも少なくするために、中細
  だけにはならないように、組み立てでは楔をしっかり打ち込んでホゾ
  を利かせますので多少の中太でも構いませんが、理想は直線に仕
  上げます。