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 39 綿ロープ編み 4

4ミリ綿ロープ 300メートル巻き

 


  写真のロープは300メートル巻きになりますが、化学染料で後染め
  したものです。糸の状態で染めてロープを撚れば洗いもしっかりで
  きていますので、色移りしにくい綺麗な染めのロープができるそうで
  すが、後染めはロープを撚る(編む)ことにより堅い部分ができます
  ので、染料の染み込みが均一でなく中までなかなか染料が入りませ
  んので、どうしても染めムラができてしまいますし、洗いも不完全な
  部分ができて色移りしやすくなってしまうようです。
  糸染めしてロープを編むには、ある程度数量がまとまらないとでき
  ませんので、個人ではなかなか難しいようです。そんなことでなるべ
  く染めムラの目立ちにくい色や色移りしにくい色を選んで、後染め
  のロープを使っています。
  
  染め自体は藍染や、草木染、柿渋染めなどの自然染料によるもの
  もなかなか良いものですが、かなりの出費を覚悟する必要がありま
  すので、心得のある方は自分で染めるのも面白いでしょう。ただ後
  染めの染めムラに関しては同様ですし、藍染だけは色移りが大き
  いように感じますので、イスには不向でしょう。使うのであればそれ
  なりに覚悟しておく必要があります。
  実際に、藍染、柿渋染め、草木染めは桜、栗、栗イガ、西洋アカネ
  などを頼んで試してみましたが、なかなか良いものです。

  ロープの保管については埃や他のものが付着しないようにします。
  また湿度の高いところや直射日光などが当たらないように、置き場
  所は注意が必要になります。特に直射日光はロープが脱色したり
  変色して色ムラができてしまいますので、ビニール袋に入れて更に
  段ボール箱に入れたり、黒いビニール袋に入れておくと良いでしょ
  う。また湿度が気になるような所で保管するようなことになる場合に
  は、ビニール袋の中に乾燥剤を入れておきます。
  ただ柿渋染めの場合は埃などの注意が必要になりますが、風通し
  の良い直射日光などが当たらない所に、けさにして吊るしておきま
  すと発色が進んで染めムラが目立ちにくくなるようです。