Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 3   

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67                          
 22 部材加工 16 2003.5.28記

上下のRをバンドソーで切り出します

ロープ編みに関係するRを罫書きます  罫書いたRを横ズリベルトサンダーで削ります

ノミで綺麗にさらいます  内側角をテーパーに落とします

側座枠の加工終了です

 
  次に上の写真のように側座枠上下の R 部分はバンドソーで切り出
  します。次に横ズリベルトサンダーで罫書き線を目安にそこそこ荒
  仕上げますが、綿ロープを編む部分は前に書きましたように、この
  横ズリ跡が綿ロープが滑り過ぎないための、滑り止めになりますの
  でこれで仕上がりになりますが、表に出る部分はサンダーとサンド
  ペーパーで仕上げます。
  当然側座枠は左右勝手ですから、写真の上が左座枠の外、下が
  右座枠の内側になりますので、内側は前部の板厚を落とした部分
  と、込み栓ホゾの小根部分を掘り込んだところが分かると思います。
  
  また外側は写真では少し分かりにくいですが、前後に切込みが入っ
  ていますが、これは綿ロープの横編みはそのまま編めば座枠から
  浮いた状態で段差が付くことになってしまい、見た目の収まりが悪く
  なりますし、両外の綿ロープを押さえる部分がありませんから、両外
  がずれてしまわないように収めるための部分になりますので、次に
  この部分を加工していきます。

  普通に考えれば、切り込みの溝間を綿ロープの径分落としてしまえ
  ば良いことになりますが、加工が大変になりますので端から適当な
  R を取って加工します。二段目の左写真は、型紙で加工部分の R
  を罫書いているところになります。加工は横ズリベルトサンダーで行
  い、右の写真は加工が終わったところになりますが、写真では分か
  りませんが、前部は上部も同じ加工になります。端部分は三段目の
  左写真のようにノミで綺麗にさらって仕上げます。

  次に前部は板厚を落としていますし、前後の座枠は座り心地を良く
  するために R を付けていますので、編む関係から内側の残した部
  分を20〜30度でテーパー削りします。
  三段目の右写真はその部分をノミで加工しているところになります
  が、反り台鉋を併用します。ここは編み込みで隠れてしまう部分です
  から、適当な仕上げで十分です。
  下の写真はテーパー削り加工が終わったところになりますが、これ
  でひとまず側座枠の加工終了です。