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 26 部材加工 20 2003.6.2記


横切り盤で横の切り込みを入れます 

ホゾ加工終了です

胴付き(木口)に罫書きます  バンドソーのテーブル傾斜はレベルゲージで確認します
 


  ホゾの凹の加工が終わりましたので、次に凸の背板と座枠前後の
  部材のホゾ加工をしていきますが、ここは単純な平ホゾですからア
  ームチェアの製作過程と変わりませんので、簡単に書いていきます。

  まず横切り盤で上の写真のようにホゾの切り込みを入れ、後は縦
  切り冶具で加工していきますが、ここは普通の平ホゾですが、後座
  枠(背座共有枠)が二枚ホゾ(重ねホゾ)、背板と前座枠は三枚ホゾ
  になりますのでホゾ穴に現合確認しながら慎重に進めます。
  二段目の写真はホゾ加工の終わったところですが、左から後座枠
  (背座共有枠)、背板、前座枠になります。
  後はいつものようにホゾ元の切り残し部分をノミでさらい、ホゾ先に
  入り面を付けておきます。嵌め合いを確認し不都合が有ればノミで
  修正してホゾ加工の終了です。

  次にホゾ加工の終わった部材に R 加工をしていきますので、図面
  に従って罫書いていきます。部材には角度が付いてきますので、下
  の左写真のように胴付き面に自在角度定規で罫書きます。
  また複数面に R が付いてきますので、この部分は設計に使用した
  各種 R の同じ型紙を使い、罫書いて加工、罫書いて加工になりま
  すが、こうした加工は手持ちの道具や加工方法により、手順を良く
  考えませんとうまく加工し辛くなる場合も出て来ますので、良くシュミ
  レーションします。
  こうしたことは前に書きました、基準が無いのが一番加工が難しく
  なりますので、基準に出来る所ををなるべく最後まで残るような手
  順を考えます。

  まず初に基本的には内 R をバンドソーで落として行きますが、全て
  角度の付いた R になりますので、バンドソーのテーブルを必要な角
  度に傾けて加工します。テーブルの角度設定は私の場合は下の右
  写真のようなレベル(角度)ゲージを使います。