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 46 綿ロープ編み 11 2003.6.22記


背座連続編みは必然的に2−2−2になります

座側のつなぎ(本結び)  前座枠の内側で継ぎ足します

背側のつなぎ(本結び)  背板の内側で継ぎ足します
 


  縦巻きはワンセットごとに詰めて巻くことを書きましたが、上の写真
  程度まで巻き進んできますと、背板部分、背座共有部分、前座枠
  部分の進み具合にバラツキが出てきてしまいます。最終段階での
  詰め作業はなかなか大変で時間がかかってしまいますので、ある
  程度進んできましたら巻いていない残りの部分をそれぞれ測り、な
  るべく揃うように詰め具合を調整しながら進めていきます。
  このイスでは背板と前座枠の R が変えてありますが、当然 R がき
  つくなるほど詰めて巻きにくくなりますので、R のきつい側は特に詰
  めて巻いていく必要があります。
  また巻きのテンションについても両端は特に意識して強く巻き、中
  ほどは少し緩めと書きましたが、ステンレスの冶具は巻き進むうち
  にたわんできますので、写真の程度巻き進めてきますと初めの状
  態とは少し違って来ていますので、そうしたことも意識、加味しなが
  らテンションを加減していきます。

  縦巻きは作業性から適当な長さのけさにして巻いていきますので、
  このイスでは背座共に3、4ヶ所で接ぐことになります。
  二段目の左写真は座面側のロープを継ぎ足しているところになり
  ますが、前座枠捨て巻きの二巻き目でつないでいます。上の写真
  でいけば下側のクリップクランプで留めているところになります。
  つなぎ方は写真からわかると思いますが、前項で書きました「本結
  び」です。つないで巻き付けるとその右写真のようになりますが、横
  編みの邪魔にならないように、結び目が座枠のセンター辺りにくる
  ように調整してつなぎます。
  座面側でここ以外にロープをつなぐことの出来る場所は、当然前後
  の座枠にかけて巻いている本巻きの座面下側の部分になります。

  下左の写真は背側のロープを継ぎ足しているところになりますが、
  背板捨て巻きの二巻き目でつないでいます。上の写真でいけば上
  側のクリップクランプで留めているところになります。後は座面側と
  全く同じように、つないで巻き付けたときにその右の写真のように
  結び目が座枠のセンター辺りにくるように調整してつなぎます。
  こちらは前後面を編む袋編みになりますので、特に結び目の位置
  を注意します。
  他に背側でつなぐことの出来る所は背座共有枠の前側面(内側)
  になります。
  基本的には見えないところであればどこでも良いのですが、接いだ
  ところにかかるテンション(負荷)を考えますと、多少無駄が出る可
  能性は有りますが、背座共に写真で示した枠内側の捨て巻き部分
  が良いかなと思います。